今日は幼稚園の作品展でした。この1年間、成長してきた子どもたちの姿を保護者の皆様にご覧いただく日です。1学期や2学期に描いた絵と3学期に描いた絵を展示し成長の姿を見ていただいたり、空き箱やペットボトルの廃品等で作った自由作品を見ていただきます。家族みんなでお越しいただき、クラスごとで会話が弾んでいました。
ただ今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、自分のお子様のクラスのみの見学で、3つのグループに分けて幼稚園に来て頂きました。また3階ホールで毎年行っていた「親子でアート」は中止となりました。これは保護者の皆様にも童心に返っていただき、お子さんと一緒に作品を作ることで、親子のコミュニケーションをとろうとおこなっていたもので、今年は出来なくて本当に残念でした。
子どもたちは小さな芸術家。どんなものでも自由な発想で、夢中になって作品を作っていきます。我が園では子どもたちが持つ発想力を引き出し、一人ひとりの個性を伸ばしながら、達成感を味わうことが出来るよう子どもの視点に立った作品を作ります。やる気スイッチが入るまでの助言で担任は悩みますが、いったんスイッチが入ると、自分の力で夢中になって仕上げていきます。
今年度は他のクラスの観覧は出来ませんでしたが、後日バーチャルリアリティ映像で全クラスが見られるように準備しております。作品展の前日、業者にお願いして各クラスの展示作品を撮影していただき、今、編集段階です。これもコロナの影響で、今までだったら考えも及ばない世界でした。Withコロナで新しいことへチャレンジが続きます。
2月9日からバーチャル作品展が始まりました。その日の朝刊(中日新聞)に早速記事が掲載されました。
今回、新型コロナウイルス感染拡大防止で人数制限を行ったため、鑑賞できなかったご家族の方や、遠方にみえるご祖父母様にご覧いただけたらと思います。コロナがなければこの映像もなかったと思うと複雑な気持ちですが、Withコロナでプラスにとらえて、問題点を克服していこうと思います。